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学習・指導サポート

NEWピアノスタディの活用について、参考として頂ける情報をご用意しました。
NEWピアノスタディ・NEWなかよしピアノの指導目標
1音楽的感性の育成
イメージを豊かに聴くことができる。感動する心を持つ。
2音楽基礎能力の育成
聴く、歌う、弾く、読む、合わせる。
ハーモニーを感じる力の習得。
3ピアノ演奏表現力の育成
自分の想いを、自由に積極的にピアノで表現するためのテクニックの習得。
導入期の指導方法について

NEWピアノスタディ1〜3、NEWなかよしピアノ1、2では、導入期の生徒のために
「きく〜うたう〜ひく〜よむ」
というプロセスを通して、模倣と反復をすることにより、各々の能力を定着させます。
(NEWピアノスタディ1〜3は小学校低学年程度、NEWなかよしピアノは4〜5歳程度を対象としています。)
レパートリー
指の練習として短いパッセージも収載していますが、その場合でも指導者による伴奏を用意しています。生徒は指導者の伴奏といっしょに弾くことで、より豊かな響きを体験できます。
この点は、NEWピアノスタディの大きな特徴の一つです。
是非、レッスン前の準備として伴奏部分にも目を通して活用してみてください。
ワークブック
レパートリーの各ページには、対応するワークブックのページが明示されています。
スケール、カデンツ、ドリル、楽典、リズム打ちなど様々な学習にお役立てください。
その他 演奏指導の基本的考え方
この時期から演奏フォームに気をつけてあげましょう。背筋を自然に伸ばし、体は鍵盤と適度な距離をとります。
- かかとは床につけるようにしましょう。足が届かない場合は足台を用意してあげるとよいでしょう。
- 手のアーチは自然に保ちます。無理なフォルテを出したりしないよう注意深く見守りましょう。
- 指導者自身の演奏フォームが、常に生徒のお手本となるように気をつけましょう。
レパートリーにヘ音記号が出てくる前から、左手を動かす習慣をつけるのも良いでしょう。
例として、「右手で弾く→両手ユニゾンで弾く→左手だけで弾いてみる」というような手法も良い体験になるでしょう。
導入期以降の指導方法について

NEWピアノスタディ4〜7では、児童期中期(小学校3、4年〜)を対象に、より自立した練習方法などを身につけられるようになっています。
レパートリー曲をレッスンの柱として、それぞれの目的に合わせた素材を併用し、総合的な能力をバランスよく向上させることを目指しています。また、自宅での練習は復習に加えて予習の要素も入ってきます。
レパートリー
様々なレパートリー曲の中には、ソロ曲に加えて連弾曲を用意しています。
連弾曲の中には、指導者用パートでも生徒がチャレンジできるレベルになっている曲もあります。生徒の状況に合わせて活用してください。アンサンブル力やハーモニー感がさらに身に付くでしょう。
ワークブック
レパートリーに対応するドリル、楽典、スケール、カデンツなど豊富な内容となっています。
レパートリーの各ページに記載されたワークブックのページを活用することで、すぐに使いこなせるようになっています。
また、レパートリーとワークブックそれぞれの巻末に「練習ガイド」を掲載しました。ひとつの例として参考にして頂きながら、個々の生徒に合わせてお使いください。
特にワークブック巻末の練習ガイドでは、生徒の自主性を大切にしながら練習の順番を考えていく内容になっています。