ひとくちコラム vol.16

クーラント ホ短調/リュリ

収載巻:レパートリーコレクションズⅢ

PSTA指導スタッフ 手塚 真人

バッハのお祖父さんくらいの年代にあたるジャン・バティスト・リュリ。1632年、今で言うイタリアで生まれ、後にフランスへ帰化した音楽家(宮廷音楽総監督・国王秘書官)です。
リュリの結婚式にはルイ14世夫妻をはじめ、多くの要人が出席したことなどから、当時彼がいかに重要視され、かつ人気のある音楽家だったかが想像できます。
バレエ音楽やオペラの作曲家としても有名だったリュリ。彼の凄いところは、最初バレエダンサーとして国王に認められたこと!クラシック音楽の作曲家でバレエ音楽を作曲し、それを自ら踊っていた人を私は他に知りません。

才能溢れ、スタイル抜群のイケメン、リュリ。
さぞかしモテたのではないでしょうか?

1687年1月8日。ルイ14世の病気回復祈願のため、400人近いオーケストラと合唱団を率い自作の「テ・デウム」を指揮していた時、指揮に使う杖を足に刺し(当時、大きな編成での演奏時には長くて重い杖を使い、床を叩きながら指揮をしていたそうです)、それが元で3月22日に急死してしまいました。
当時の55才と言えば高齢者。重い杖を持ってどんな指揮をしていたのでしょう?

そんな話を生徒達にしてあげたら、もっともっとリュリに興味を持ってくれると思います!

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