ひとくちコラム vol.8

小さな歌、スケルツォ/ハチャトゥリアン

収載巻:レパートリーコレクションズⅠ

PSTA指導スタッフ 海川 千史

アラム・イリイチ・ハチャトゥリアン(Aram Il'ich Khachaturian)は1903年にグルジアで生まれたアルメニア人です。旧ソヴィエト連邦で、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチと並んでソヴィエト3巨匠と称されました。

バレエ音楽「ガイーヌ」の中の「剣の舞」は代表作の一曲で、エネルギー感とリズムの切れ味の見事さに魅了されます。子どものための曲集は「少年時代の画集」「少年時代の響き」「子どものための3つの小品」があり、小さな歌、スケルツォは「少年時代の画集」の最初の2曲です。
なお、「少年の日々」はカレン・ハチャトゥリアン作曲で、アラムの兄の息子、甥の作品になります。

旧ソヴィエト時代には、「反民主的形式主義的な傾向」を持つと批判されましたが、1960年頃から名誉を回復し、民族主義的な作品を残しています。

政治や思想に圧力を受けたとしても、真の音楽家は歴史の中で認められていくものですね。
1963年に来日して日本の交響楽団と共演しています。1978年5月1日に亡くなりました。

レパートリーコレクションズの販売店一覧はこちらから

レパートリーコレクションズをご購入いただけるお店をご紹介しています。
お店によって取扱いの無い場合や品切れの場合もございますので、ご来店される前に各店舗にお問い合わせいただくことをおすすめします。